私はこのクレセントシチーをフローラシチーの代替馬としていただいたのですが、いただいた当時(2010年10月6日)、下記のような書き込みをしていました。
2歳の代替馬に残口がそこそこあり、フローラシチーの代替馬は次の代替専用2歳馬5頭に振り分けられました。
ジャンヌシチー(すでに入厩・清水出美厩舎・牝馬)
アンジェリカシチー(すでにゲート試験合格・近日デビュー・宮本博厩舎・牝馬)
クレセントシチー(デビューは遅そう・佐々木晶三厩舎・牡馬)
エデンシチー(クラブHPによると危険な香り・作田誠二厩舎・牡馬)
カンヌシチー(10月中に入厩かも、毎週のように出る”体力不足”のコメント・嶋田功厩舎・牝馬)
の以上5頭です。
その内、私のところはクレセントシチーでした。
個人的には、エデンとカンヌは近況報告や血統、そして預託予定厩舎などから危険な香りがします。もっともカンヌは関東馬で関西の私には論外です。
登場した時に当サイトでこれは是非欲しいといったアンジェリカは順調でゲート試験も合格しまもなくデビューしそうです。これは魅力なのですが、母の高齢と牝馬ということから、いただける予定のクレセントが私にとっては一番いいような気がします(預託厩舎も手腕は認めるものの、私との相性は良くないみたいですし・・・苦笑)。
クレセントは入厩のメドは立っておらず、遅くなりそうなのは嫌ですが、大好きな佐々木晶三厩舎で牡馬。北海道セールで367万円で落札された馬で、最近の友駿の代替馬の傾向としてはこういった馬がそれなりに走っています。アンジェリカも472万円で落札された馬なんですけどね。
ジャンヌも母は若く一発あるかも知れませんし、預託予定の清水出美先生は大好きなのでかなり気になるのですが、牝馬ですし、やはり牡馬の方が欲しいです。
などということから、そのままクレセントをいただくことにしました。アンジェリカの今後の追い切りが非常に気になるところです。こんなことなら、エリーズシチーの代替馬にフローラシチーをもう1口貰っておいて、1口分をわがまま言ってアンジェリカにして貰うんだった!!
そして、これら5頭のその後を検証してみたいと思います。
ジャンヌシチー(クレセントシチーと同じレースでデビューもクレセントシチーから1.6秒差)
アンジェリカシチー(1月29日 新馬戦でデビューも12頭立て10着 勝ち馬から2.7秒差以下休養)
クレセントシチー(デビューは10着も優先権持ち10頭のハイレベルなレース)
エデンシチー(4月3日に未勝利戦でデビュー 10着 勝ち馬から3.3秒差 その勝ち馬はクレセントシチーデビュー戦の4着馬ヒショウ)
カンヌシチー(4戦消化も16、15、8、12着)
と最高でカンヌシチーの8着です。親バカですが、クレセントシチーのレース内容が走った相手、時計などからも一番評価できると思います。
ちなみにクレセントシチーとジャンヌシチーが一緒に走った優先権持ちが10頭も出走した3月19日の阪神3Rですが、
2着 アースワンキセキ 次走4月3日 フリーアズアバードにクビ差2着
3着 セイカフォルテ 4月10日 阪神2Rに出走
4着 ヒショウ 次走4月3日に勝ち上がり
5着 フリーアズアバード 次走4月3日に勝ち上がり
6着から9着馬までは優先権がない為にまだ出走できていません。
このように5着以内の馬は次走で好成績を残しており、これだけ見ても、非常に強いメンバーと戦ってデビュー戦としてはそれなりの結果だったと言えます。
前走前 3月16日 栗東坂路 良馬場 一杯に追う
1回
佐藤哲三
4F 55.4
3F 39.6
2F 25.9
1F 計測不能
エリモロワイヤル(3歳未勝利)一杯を0.6秒先行0.3秒遅れ
4月7日 栗東坂路 良馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 54.3
3F 39.8
2F 25.8
1F 12.7
4月13日 栗東ニューポリトラック 良馬場 強めに追う
助手
6F 80.5
5F 65.0
4F 50.5
3F 37.5
1F 12.2[8]
ウエリントンシチー(3歳未勝利 一杯の内を0.2秒先行0.6秒遅れ)
4月7日、自己ベストを約1秒更新しました。1度叩かれて馬体が締っているようです。前走も優先権持ちの既走馬10頭相手に初戦で10着に入ったクレセントですから、更に動きがよくなれば、2戦目はかなり前進すると思います。
正直、人気にはならないと思いますが、勝ち負けするのではないでしょうか。それくらい期待しています。
4月13日、ニューポリトラックでのクレセントシチーのベスト時計は11月3日の6F84.8−12.5[9]ですから、それよりもやや内を通っているとはいえ、4秒以上も時計を詰めたことになります。確実に力をつけている印象です。
私ほっさんの追い切り評価は「B−」です。この馬なりにはかなり良い状態だと思います。
馬名 | 予定騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
オーミリバティー | 3/05 未勝利 | 阪神ダ1800 | 13 | 13 | |||||||
オメガオンリーワン | 内田博幸 | 12/25 新馬 | 阪神芝1600 | 3 | 9 | ||||||
キューダスバンブー | 3/05 新馬 | 阪神ダ1800 | 6 | 10 | |||||||
キルデビルヒルズ | 3/08 交流 | 大井ダ1800 | 10 | 8 | |||||||
クレセントシチー | 佐藤哲三 | 3/19 未勝利 | 阪神ダ1400 | 10 | 13 | ||||||
コスモパルクール | 3/21 新馬 | 阪神芝1800 | 13 | 12 | |||||||
優 | サツマノホシ | 江田照男 | 4/02 未勝利 | 阪神ダ1800 | 2 | 10 | |||||
シゲルカンリショク | 3/20 新馬 | 阪神ダ1800 | 14 | 16 | |||||||
ショウサンガイナ | 北村友一 | 3/20 未勝利 | 小倉ダ1700 | 14 | 8 | ||||||
スパーキーブラウン | 2/26 未勝利 | 中山芝1600 | 15 | 13 | |||||||
ダンスオブウォー | 佐藤哲三 | 3/05 未勝利 | 阪神ダ1800 | 6 | 5 | ||||||
テイエムギンリュウ | 2/13 未勝利 | 京都ダ1800 | 9 | 16 | |||||||
ニシノファブレッド | 武士沢友治 | 12/26 新馬 | 阪神ダ1800 | 12 | 5 | ||||||
バンブーアーセナル | 国分恭介 | 3/06 未勝利 | 阪神ダ1800 | 6 | 9 | ||||||
ヒマラヤ | 武豊 | 1/10 新馬 | 中山ダ1800 | 13 | 6 | ||||||
フラアンジェリコ | 北村友一 | 1/22 未勝利 | 小倉ダ1700 | 3 | 1 | ||||||
優 | レディワシントン | 国分優作 | 3/27 未勝利 | 阪神ダ1800 | 4 | 10 |
この想定表のままですと、3月19日から21日に出走した4頭で3枠を争うことになりますが、3枠くらいは他所から入ってくる可能性が高く、基本クレセントシチーは除外でしょう。
スタート地点は正面スタンド前直線の右。スタートしてすぐに上り坂がある。1コーナーまでの距離は303m。京都のダ1800mよりも若干長めだが、1コーナーまでの主導権争いは厳しく、外からも先手を奪いたい馬が殺到。前へ行きたいのに内枠で出脚が悪いと、詰まって位置取りが悪くなる。ちょうど京都ダ1800mとは対照的に1枠の成績が最も悪く、大外枠が最も良い。少頭数だとあまり関係ないが、多頭数になると逃げ、先行馬は中〜外枠の方が競馬がしやすい。脚質は基本的には先行有利だが、クラスによってまちまち。条件クラスでは前へ行った馬がそのまま押し切る競馬。
特にブライアンズタイム産駒の逃げ、先行馬が非常に強いのが特徴。
オープンクラスは、展開次第だが差し馬が来ることが多い。派手な大外一気、マクリが決まることも。しかし、京都ダ1800mより癖がなく、各馬力を発揮しやすい条件。
有利な枠順 多頭数は外 有利な脚質 先行 ポイント ブライアンズタイム産駒、中距離実績 種牡馬ベスト ブライアンズタイム、サンデーサイレンスの2頭が断トツ 連対騎手ベスト 武豊、岩田康誠、四位洋文、藤田伸二、安藤勝己 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 2歳新馬 1分56秒4 1分55秒6 1分56秒3 2歳未勝利 1分56秒6 1分54秒7 1分56秒2 1分53秒2 2歳500万 1分55秒8 1分53秒5 3歳新馬 1分56秒6 1分56秒1 1分55秒7 1分54秒2 3歳未出走 1分56秒2 1分56秒4 1分56秒1 1分54秒1 3歳未勝利 1分55秒6 1分55秒2 1分54秒4 1分54秒2 3歳500万 1分54秒1 1分53秒8 1分52秒7 1分52秒6 古馬500万 1分54秒0 1分53秒3 1分52秒9 1分51秒9 古馬1000万 1分53秒1 1分52秒4 1分51秒9 1分51秒4 古馬1600万 1分52秒2 1分51秒1 1分50秒7 1分49秒8 古馬オープン 1分51秒6 1分50秒5 1分49秒9 1分51秒5
馬名 | 騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
増 | オーミリバティ | 畑端省吾 | 3/05 未勝利 | 阪神ダ1800 | 13 | 13 | 9 | 13 | 8 | 10 | |
消 | カシノエイカン | 大下智 | 3/06 未勝利 | 阪神ダ1800 | 7 | 7 | 8 | 14 | 14 | 9 | |
優 | カレンジェニオ | 福永祐一 | 4/03 未勝利 | 阪神ダ1800 | 2 | 7 | |||||
増 | キルデビルヒルズ | 江田照男 | 3/08 交流 | 大井ダ1800 | 10 | 8 | 11 | 5 | |||
増 | クレセントシチー | 佐藤哲三 | 3/19 未勝利 | 阪神ダ1400 | 10 | 13 | |||||
増 | スズカガンファイト | 熊沢重文 | 3/05 新馬 | 阪神ダ1800 | 13 | 15 | |||||
スプリングルシオ | 国分優作 | 2/27 未勝利 | 小倉ダ1700 | 7 | 14 | 9 | 8 | ||||
優 | スマートアルタス | 岩田康誠 | 4/02 未勝利 | 阪神ダ1800 | 5 | 2 | 3 | 6 | 10 | ||
トーワゴールド | 国分恭介 | 3/06 未勝利 | 阪神ダ1800 | 8 | 12 | 11 | 13 | 10 | 9 | ||
初 | トリニティチャーチ | 三浦皇成 | 初出走 | ||||||||
トリノ | 中村将之 | 2/26 未勝利 | 阪神ダ1800 | 7 | 12 | 8 | 7 | 11 | 12 | ||
ナリタカーニバル | 渡辺薫彦 | 3/05 新馬 | 阪神ダ1800 | 10 | 7 | ||||||
ネオファッショ | 石橋守 | 2/26 新馬 | 阪神ダ1200 | 7 | 15 | ||||||
メイショウオオトネ | 内田博幸 | 2/12 未勝利 | 東京ダ2100 | 6 | 2 | 10 | 5 | 8 | |||
増 | ヤマイチサプライズ | 田嶋翔 | 3/06 未勝利 | 小倉ダ1700 | 9 | 4 | 6 | ||||
レッドシュナイト | 北村宏司 | 3/20 新馬 | 阪神ダ1800 | 9 | 7 |
表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり
増はクレセントシチーが想定されていた17日の阪神2Rに出馬想定されていた馬
鞍上は前走に引き続き佐藤哲三騎手です。そもそも出馬想定されていた17日の阪神2Rはこの佐藤哲三騎手のお手馬ダンスオブウォーがいるのでクレセントシチーが16日の阪神3Rに回ってきた格好です。
しかし、それでもクレセントシチーをもっとも知る佐藤哲三騎手が一番だと思いますし、彼が騎乗することで期待度も飛躍的に上がります。
1970年9月17日生まれの40歳。1989年に吉岡八郎厩舎所属でデビュー。23年目。同期に田中勝春騎手、角田晃一元騎手現調教師がいる。
デビュー年は8勝で、2年目に27勝と勝ち星を増やした。92年に朝日チャレンジカップGVで重賞初制覇(レットイットビー・吉岡八郎厩舎)。94年12月21日付けでフリーとなる。96年にマイネルマックスでGT制覇。この年自己最多の70勝を上げた。
02年に通算500勝を突破。03年にはタップダンスシチーでジャパンカップGTを優勝。
途切れなく重賞を勝っており、目下15年連続記録更新中。この記録は称賛に値する。
「職人肌のイメージだが、騎乗ぶりはスマートでソツがない。無理に出したり抑えたりせず、馬の気持ちに合わせるというスタイル。馬群の捌きは上々で、追う技術は水準級といったところか。考えながら騎乗し、レースでは余裕を感じさせる。スムーズに流れに乗せられるので、極端な後ろからの競馬がない。」(佐藤祐樹元騎手)
真面目な性格で、インタビューでは細かく長く話してくれる。記者がまとめるのに苦労するほど。
佐藤哲三といえばなんと言っても佐々木晶三師とのタッグである。2002年以降に挙げたJRA重賞27勝の内、19勝は佐々木晶三厩舎の所属馬で挙げたものである。そして佐々木晶三師と仲の良い安達昭夫師、西園正都師との縁も深い。
2000年のラガーレグルスのゲート再審査の際、心無い観客がゲート近くの柵を叩く等の悪戯をした為ラガーレグルスは興奮。ゲート審査に不合格となりダービー出走が不可能になる。さらにゲート検査後、野次を飛ばした観客に激怒した佐藤がスタンドに向かって詰め寄り、JRA職員に止められる騒ぎとなる。
人気馬を自ら潰しにかかる騎乗スタイルは、格上馬が出走すると最初から2着狙いが見られるようになったと言われる最近の騎手の中では珍しく、馬券派のファンから支持されている。
大の競艇好きであり、ジョッキーの間では「哲三先生」と呼ばれるほど精通している(競艇専門誌「マクール」の「俺もボートファンだ!」でインタビューを受けている)。年末の賞金王決定戦特番に出演するなど、メディア露出は競艇関連が大多数を占めている。
2004年の宝塚記念を勝利した際、使用していたゴーグル、鞭、更にはヘルメットまでも観客席に投げ入れるパフォーマンスを見せている。2009年にはかしわ記念(エスポワールシチー)を勝利した際も鞭を観客席に投げ入れるパフォーマンスを見せている。
2011年4月14日現在、中央では857勝(内GT5勝、重賞42勝)。2010年は36勝、勝率8.4パーセントと若干低いが、エスポワールシチーやアーネストリーといった一流馬を育てた手腕は超一流。エスポワールシチーによるフェブラリーS GTやかしわ記念JpnTなど大舞台で結果を残している。
2010月9月19日のスポーツニッポン紙・乗峯栄一氏のコラムでは次のように紹介されている。
雑誌の依頼で、ブリーダーズC挑戦エスポワールの佐藤哲三インタビューをやった。いや、佐藤哲三という騎手は凄い。「歩度を伸ばすことに努めていますが、歩度を伸ばすのはこちらとの信頼関係の中でエスポの自立心を育むことなんです」などと騎手コメントでは滅多に聞かない言葉がバンバン出てくる。個人的には十数年前の「競走馬騎乗はベニヤ板です」「ロンシャンボーイは風船抱えてました」など清山宏明語録以来の感動だ。佐藤哲三は「乗る」というより「馬を作る騎手」だ。だからそこをうまく了解する佐々木厩舎や安達厩舎だといい結果が出るということなんだろう。(以下省略)
私も全く同意見である。
海外遠征は2004年タップダンスシチーで凱旋門賞に出走しているがバゴの17着に敗れた。しかし、これはチャーターする予定であった飛行機が故障により離陸できないアクシデントに見舞われ、輸送が不可能となり、佐々木晶三調教師は一度は遠征を断念したものの一口馬主の会員には出走を望む声が多く、出走2日前出発の飛行機で輸送するスケジュールで遠征を敢行した為であり、これは度外視すべき結果である。
ほっさん愛馬では最多の43戦13勝。オペラシチーの目黒記念GUをはじめ、エスポワールシチーのGT5勝全て彼の騎乗。そのいぶし銀の腕前は衰えるどころか輝きを増している。
ほっさん愛馬に騎乗していただいた経験としては、調教師の指示に従順で、ペースや出遅れなど構わず言われた通りの騎乗をする。一流と言われる騎手のほとんどは調教師の指示があってもペースやレース感などから突然自分が良かれと思う乗り方を選択し結果を出すが、佐藤哲三騎手はそういった騎乗はほとんどない。そういった面などが世間から一流と分け隔てられるところだろう。
故に調教師の指示に従い、ペースが遅いのに直線一気になったり、流れが速くなりそうでもハナを主張したりするので批判の矢面に立たされることが多い。
しかし、それが佐藤哲三騎手であって、私はそういう騎手がいることも大切と思う。
ほっさん愛馬での成績 43戦13勝
2004年 6月27日 オペラシチー 鶴橋特別 500万下 阪神芝2000m 1着/1番人気
2004年 7月25日 オペラシチー 玄海特別 1000万下 小倉芝2000m 1着/1番人気
2004年 9月11日 オペラシチー 朝日CC GV 阪神芝2000m 7着/2番人気
2004年10月24日 オペラシチー 菊花賞 GT 京都芝3000m 3着/6番人気
2005年 2月26日 オペラシチー 御堂筋S 1600万下 中山芝2500m 1着/1番人気
2005年 3月26日 オペラシチー 日経賞 GU 中山芝2500m 3着/2番人気
2005年 4月24日 オペラシチー メトロポリタンS OP 東京芝2400m 3着/1番人気
2005年 5月21日 オペラシチー 目黒記念 GU 東京芝2500m 1着/1番人気
2005年 8月21日 オペラシチー 札幌記念 GU 札幌芝2000m 7着/1番人気
2006年 1月22日 オペラシチー AJCC GU 中山芝2200m 5着/3番人気
2006年 2月12日 オペラシチー ダイヤモンドS GV 東京芝3400m 10着/4番人気
2006年 7月30日 ダブルダンスシチー 2歳新馬 小倉芝1200m 8着/3番人気
2006年 8月27日 ロンドンシチー 3歳未勝利 新潟ダ1200m 6着/7番人気
2006年10月29日 ダンシングシチー 2歳新馬 東京芝1600m 8着/9番人気
2007年 6月17日 フォレストシチー 3歳未勝利 阪神ダ1800m 13着/10番人気
2007年 6月30日 ダブルダンスシチー 3歳未勝利 阪神ダ1800m 4着/5番人気
2007年 7月28日 マイセンシチー 3歳未勝利 小倉芝2600m 11着/9番人気
2007年 8月19日 チャーミングシチー 2歳新馬 小倉芝1800m 開催中止
2008年 3月 9日 エスポワールシチー 3歳新馬 阪神芝1600m 3着/1番人気
2008年 3月29日 エスポワールシチー 3歳未勝利 阪神芝1400m 2着/1番人気
2008年 4月12日 ダブルダンスシチー 1000万下 阪神ダ1800m 2着/5番人気
2008年 5月 3日 エスポワールシチー 3歳未勝利 京都芝1600m 6着/2番人気
2008年 5月11日 ダブルダンスシチー 桃山特別 1000万下 京都ダ1800m 11着/1番人気
2008年 6月21日 エスポワールシチー 3歳未勝利 阪神芝1400m 2着/4番人気
2008年 7月20日 エスポワールシチー 3歳未勝利 小倉芝1200m 1着/1番人気
2008年 8月10日 エスポワールシチー 秋吉台特別 500万下 小倉芝1200m 7着/3番人気
2008年 9月27日 エスポワールシチー 西脇特別 1000万下 阪神ダ1800m 1着/2番人気
2008年10月 4日 ダブルダンスシチー 500万下 阪神ダ1800m 9着/2番人気
2008年11月24日 エスポワールシチー トパーズS OP 京都ダ1800m 1着/1番人気
2009年 1月25日 エスポワールシチー 平安S GV 京都ダ1800m 2着/1番人気
2009年 2月15日 ダブルダンスシチー 500万下 小倉ダ1700m 3着/3番人気
2009年 2月22日 エスポワールシチー フェブラリーS GT 東京ダ1600m 4着/5番人気
2009年 3月 8日 ダブルダンスシチー 500万下 阪神ダ1400m 11着/6番人気
2009年 5月 5日 エスポワールシチー かしわ記念 JpnT 船橋ダ1600m 1着/2番人気
2009年 5月17日 エクストラシチー 湯沢特別 500万下 新潟芝1200m 16着/14番人気
2009年10月12日 エスポワールシチー 南部杯 JpnT 盛岡ダ1600m 1着/2番人気
2009年12月 6日 エスポワールシチー JCダート GT 阪神ダ1800m 1着/1番人気
2010年 2月21日 エスポワールシチー フェブラリーS GT 東京ダ1600m 1着/1番人気
2010年 5月 5日 エスポワールシチー かしわ記念 JpnT 船橋ダ1600m 1着/1番人気
2010年10月11日 エスポワールシチー 南部杯 JpnT 盛岡ダ1600m 2着/1番人気
2010年11月 6日 エスポワールシチー ブリーダーズカップ クラシック GT 米チャーチルダウンズ ダ2000m 10着/7番人気
2011年 2月12日 セシリアシチー 3歳未勝利 京都ダ1800m 感冒により出走取消
2011年 3月19日 クレセントシチー 3歳未勝利 阪神ダ1400m 10着/13番人気
2011年 3月21日 エスポワールシチー 名古屋大賞典 JpnV 名古屋ダート1900m 1着/1番人気
3月21日、エスポワールシチーで名古屋大賞典JpnVを制し、優勝騎手インタビューを受ける佐藤哲三騎手(右)。
競馬ブック
短評は「先行警戒」
予想家の印
二重△は△△で処理
馬名 長岡利 山田理 西村敬 CPU スマートアルタス ▲ 〇 〇 〇 トリノ △ レッドシュナイト △ カレンジェニオ ◎ ◎ ◎ ◎ ナリタカーニバル 〇 △ ネオファッショ △△ ヤマイチサプライズ △ △△ △△ トリニティチャーチ △△ ▲ クレセントシチー △ メイショウオオトネ △ △ ▲ ▲
あとは無印
予想オッズ
馬名 予想オッズ カレンジェニオ 2.5 スマートアルタス 3.6 メイショウオオトネ 5.8 ナリタカーニバル 8.0 ヤマイチサプライズ 11.6 トリニティチャーチ 11.9 レッドシュナイト 23.1 トーワゴールド 29.5 スプリングルシオ 29.5 トリノ 35.8 クレセントシチー 39.3 スズカガンファイト 39.3 キルデビルヒルズ 43.7 ネオファッショ 43.7 オーミリバティー 50倍以上
スピード指数
馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価 クレセントシチー 47 47 カレンジェニオ 68 68
デイリー馬三郎
予想印
◎ カレンジェニオ
○ スマートアルタス
▲ トリニティチャーチ
以下省略
クレセントシチーは無印
クレセントシチー
「思ったほどの良化は感じられないけど、テンの芝でもたついたので条件変わりはプラス。」(佐々木晶三調教師・デイリー馬三郎)
今回が2戦目の我らが愛馬クレセントシチーですが、初戦の前走は優先権持ちが10頭も出走したレースで、上位馬の次走の成績は次の通りです。
2着 アースワンキセキ 次走4月3日 フリーアズアバードにクビ差2着
3着 セイカフォルテ 4月10日 阪神2Rに出走
4着 ヒショウ 次走4月3日に勝ち上がり
5着 フリーアズアバード 次走4月3日に勝ち上がり
6着から9着馬までは優先権がない為にまだ出走できていません。
このように5着以内の馬は次走で好成績を残しており、これだけ見ても、非常に強いメンバーと戦ってデビュー戦としてはそれなりの結果だったと言えます。
更に1度使われたことによって追い切りも自己ベストを1秒以上更新する動きを見せていますし、馬格のある馬ですから上積みも期待できます。
あとは相手次第ということですが、1番人気はデビュー戦で既走馬相手に好時計の2着と食い込んだカレンジェニオが断トツでしょう。異論はありませんし、順当ならこの馬が勝つでしょう。このレースに出馬想定されていたものの17日のレースに移動した愛馬アルマニャックは正解だと思います。
岩田康誠騎手騎乗のスマートアルタスは前走2番人気5着でしたが出遅れており、それでいて走破時計も酷くはありません。当然人気の一角でしょう。
内田博幸騎手騎乗のメイショウオオトネも3番人気になるでしょうが、先行力があり当然残る可能性は多々あります。ダートも2戦目ですし上積みもあるでしょう。
トリノは一戦ごとに時計を詰めており、レース慣れもしていることからまずまずのところに来るのではないでしょうか。クレセントシチーと互角だと考えます。
ネオファッショは初戦1200mからいきなりの1800mですが、初戦はクレセントシチー同様まずまずの内容で距離も伸びて良くこれもクレセントと互角と考えます。
またヤマイチサプライズとレッドシュナイトもクレセントと互角ですね。
オーミリバティ、カシノエイカン、スプリングルシオ、トーワゴールドは走破時計も遅く、上積みも期待できずに頭打ち。交流戦でも全くいいところがなかったキルデビルヒルズも相手ではないでしょうし、スズカガンファイト、ナリタカーニバルはクレセントシチーと同じ2走目ですが初戦の内容が酷過ぎてそこから大幅な良化は厳しいでしょう。ただ、ナリタカーニバルは追い切りは素晴らしい動きを披露しており、ガラリ一変の激走があるかも知れません。
今回がデビュー戦のトリニティチャーチはまずまず追い切りで動いており、既走馬相手に不利ながらいいところはあるかも知れません。
カレンジェニオ
スマートアルタス
メイショウオオトネ
クレセントシチー、トリノ、ネオファッショ、ヤマイチサプライズ、レッドシュナイト、ナリタカーニバル
というわけで、上位3頭が能力的に抜けていて、以下6頭が続いている構図だと思います。クレセントシチーはこの中で6、7着程度が妥当な着順だと思いますが、なんとか掲示板に載って欲しいですね。
明日(16日)は休日ですので、口取りの権利を確保。これは正直無理でしょうが全くゼロではないと思っています。そして現地で応援して来る予定です。
初めて会う愛馬クレセントシチーが楽しみです。先々週見て好走を確信した愛馬アルマニャックのような素晴らしい馬体ならいいのですが、とにかく代替馬でまともな写真も見たことがありません。ワクワクしますね。
パドックの写真等を撮ってくるつもりですので、早ければ夜に更新いたします。
初戦の内容から酷い競馬にはならないと思っていますが、いいところを見たいですね。
予定通り当日は阪神競馬場に行ってきました。以下写真は全て撮影順です。
クレセントシチーは前走マイナス6キロの444キロ。やや小柄ですね。佐々木晶三調教師のいう、思ったほど成長しなかったってやつですね。
初めて生で見るクレセントシチー。
気配は良く思わず複勝馬券を増額しました(笑)。
断トツの1番人気(1.4倍)のカレンジェニオ。ただしイレコミがきつかったです。これで楽勝なのだから、相当な能力です。1番人気がこんなのだから、余計にクレセントの複勝に自信があったのですが・・・。
馬体もいただいた代替馬の中では1番良いと思いました。全体にいい筋肉がついています。
2番人気のスマートアルタス。前走は我が愛馬アルマニャックに先着(3着・アルマは4着)。これも流石にいい体つきです。
とりあえずアップ。
とまーれーの直後。
どうですか?なかなかいい馬体をしているでしょ?管の枯れ具合もいいですし。
佐々木晶三調教師登場。クレセントは皮膚も薄いし私の好きなタイプの馬体です。
佐藤哲三騎手登場。よっこらしょ。
もう少し。
佐々木晶三調教師のこの笑顔。かなりの手応えなのかッ。
まだまだ抜群の笑顔の佐々木晶三調教師。こりゃ、口取り行けちゃうのかと思ってしまいました。複勝馬券を買い足した理由はここにもありました。
断トツの1番人気馬と鞍上の福永祐一騎手。ここを勝って翌日、愛馬アルマニャックの出走する阪神2Rも1位入線します。しかし、降着になり騎乗停止に。おかげで我がアルマニャックは6着入線も5着に繰り上がりかろうじて次走への優先出走権を確保します。福永祐一騎手はトゥザグローリーでの天皇賞が消えました。
佐々木晶三調教師のはじける笑顔とは対照的に、重苦しい雰囲気の佐藤哲三騎手。
少なくともエスポに乗っている時はこんな表情、見たことがありません。手応えを感じないのでしょうね。
まだ阪神競馬場名物の桜が残っています。
佐藤哲三騎手はなんだか気になるようです。
けっこう走りそうな気はしていたのですが・・・。
勝った時のデットーリジャンプの練習。未勝利を勝ったぐらいではしませんって!!
ゲートオープン。
クレセントシチー(11番)の1完歩目はまずまず。
しかしスタート直後左にヨレます。これで多少ロスします。それでも大きく出遅れた前走ほど悪くはありません。
このまま二の脚がつき、一時は4番手、2頭交わされて6番手の好位で競馬をします。この行きっぷりは素晴らしい。これならいずれ出番があると思います。
パドックを見てクレセントシチーの複勝馬券を買い足した私は絶好位につけたクレセントシチーを見てかなり興奮しました。ただ、興奮したのはそこまでで、向正面で早くも佐藤哲三騎手の手が動き、手応えが怪しくなります。
3角から4角の勝負どころではついて行けなくなり一時は9番手まで下がります。「万事休す」かと思われましたが、直線でムチが入ると少しだけ加速し、後は流れ込んだだけの8着入線。
完全にシンガリまで落ちそうな拙い展開でしたが最後の最後まで踏ん張った辺りは今までの代替専用馬とは少し違う印象です。
道中の感じから距離が長い気がしましたが、逆にスヒードもあまりなさそうなので、短距離も難しいのでしょうか。
今回のクレセントシチーの走破時計1分58秒4良馬場は、阪神ダート1800mの3歳未勝利戦の過去10年間の平均勝ちタイムが1分55秒6良馬場であることからも勝ち負けは不可能な時計です。
終いバテていることからも距離が長いと感じられ、1600m或いはそれ以下に短縮すべきでしょう。初戦の1400mはかなり良いと思います。
私はレース前にクレセントシチーの父であるチアズブライトリーは中距離で活躍していた馬で、クレセントシチーも距離は大丈夫と書きましたが、終わってみると距離が長かった気がします。
そう思っていたら、本日(4月19日)のクラブ公式HPクレセントシチーの近況報告で、
「次走はもう少し距離を短縮するかもしれません」
という佐々木晶三調教師のコメントがありました。前に行ける先行力がありますから、スタミナが持てばもう少しやれると思います。”かも知れない”ではなく、次走は確実に距離を短縮して欲しいです。
私は今まで何頭もの代替馬をいただいて来ましたが、1頭も勝ち上がったことはありません。そのほとんどがフローラシチー、エンパイアシチー、アイリスシチー、マドラスシチーなどなど全く勝負にならない馬ばかりでレースに出ればタイムオーバーが当たり前でした。
私がいただく代替馬以外では札幌2歳S GVを勝ったサンディエゴシチーや1000万クラスを勝ったビッグベアシチーやチャレンジシチーなど活躍している代替馬も多くいます。
そんな中、この代替でいただいたクレセントシチーは偉大な代替馬の先輩たちには程遠いものの、私が出会った代替馬の中ではかなり能力のある方で、今回も距離が適当ではなかった感の中で8着と貴重な出走奨励金を確保してきてくれています。これは本当に有り難いことです。
厳しいのはわかっていますが、未勝利戦を勝ち上がる可能性はゼロではない馬だと思います。次走、なんとか5着以内に食い込み、今後のメドを立てて欲しいですね。
頑張れクレセントシチー!!また現地で応援するゾ!!